台北にある道教のメッカ『指南宮』に行ってきました。
きっかけは今年の2月頃にTBSの番組「世界ふしぎ発見」で紹介されていたから。我ながらミーハーなきっかけではありますが…ビビビッと来てしまったのです。
悩み事を聞いて運気を変えてくれるという霊能師・郭師兄さんにもお会いしたい。これは行くっきゃないということで、台湾へ飛びました。
しかし出発ギリギリまで仕事が忙しすぎて、詳しいことをリサーチしないまま台湾入りしてしまったのです。
こんな準備不足で指南宮にたどり着けるのか!?郭師兄さんに会えるのか? ちょっと不安になりながら出発です。
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台北 指南宮への行き方
指南宮への行き方はバスに乗って行くか電車で行くかの2通りあるようですが、私は乗り慣れている電車で向かうことにしました。
まずは台北駅からMRT文湖線に乗って、終点の動物園駅へ行きます。乗車時間は約40分くらいです。
動物園駅に着いたら、今度はロープウェイ(猫空ゴンドラ)に乗り換える必要があります。
改札口を出たら案内に従ってロープウェー乗り場へ向かいます。
動物園駅とロープウェイ乗り場は繋がっているわけではなく、外に出る必要があります。
徒歩2、3分くらいなので歩くのも苦ではありません。まっすぐ行けばいいだけなので迷うこともなし。
これが ロープウェー乗り場です。
到着するとチケット売り場の窓口があるので、指南宮へ行きたいことを係員さんに伝えてチケットを購入します。
すぐ横に自動発券機もありますので、窓口で購入しなくてもこっちのほうが早いかもしれませんね。
指南宮へは片道100元です。
ロープウェイに乗るために上階へ移動するのですが、その途中にも自動発券機があります。
なので出入り口のところで自販機も窓口も混雑している様だったら、上階で買うのが良いと思います。
ちなみに私は金曜日の午前中に行ったからか、全く混んでいませんでした。
チケットを購入して、いよいよロープウェイに乗車します。
で、乗ったんですけど…
ひえぇぇぇー! 高い! 怖い! ブルブル…
私は高所恐怖症なのです。思っていたよりも高くてビビってしまいました…景色は綺麗なんですけどね。
標高が高いので、ちょっと耳がツーンとします。
早く着いてくれぇ~!と思いましたが、ロープウェイに乗ってから指南宮までは25分くらいかかりました。
体感的には、その倍くらいに感じましたけど(笑
そんなこんなで指南宮駅まで到着しました。
指南宮に行く途中にあった木に何やら飾り?のようなものがぶら下がっていて、その華やかさに目が行きました。
日本でいうところの絵馬みたいな物でしょうか??綺麗です。
こうして駅から1、2分歩いた先に、指南宮がありました。
台北市から1時間強かかりました! 到着したのは午前10時半くらいです。
……が!!
なんと工事中!(行ったのは2017年6月です)本来の姿を見ることができず、ちょっと残念…。
あちこちを工事していて、植木の手入れをしたりもしていて、全体的にリニューアルの真っ最中という感じがしました。
だからといって、お参りができないわけではないので気を取り直すことに。
景色がすごく綺麗です。
南国っぽい木がたっていますね。日本の山とは違った景色です。
指南宮には到着したけど郭師兄には会えるのか??
指南宮は広いので、あちらこちらにお参りスポットがあるというか神様がたくさんいます。
リサーチしてこなかったがために、どこをどこからどのように参拝すればいいのかさっぱりわかりません。
日本語か英語のできるボランティアのスタッフさんに会えることを期待していたのですが、それらしき人がどこにもおらず…。
参拝の手順や作法もわからないまま、とりあえず現地の人の見よう見まねですが参拝することに。
本殿の前からスタートして2階まで行きました。
指南宮では恋愛のことをお願いしてはいけない(恋人や夫婦で訪れるのもNG)とのことなので、まずは台湾や指南宮に来られたことを感謝して、自分の仕事についても心の中で相談&お願い事をしました。
台湾の神様はお菓子が好きだという情報を得たので、日本からお菓子を持って行ったのですが、これもどこへ置いたらいいものやら…
とりあえずお菓子が供えられているところに、そっと置いてきました…。
もうどうしたら良いかわからず困りっぱなしでして、とりあえず回廊を渡って奥殿(純陽寶殿)へ行ってみることに。
回廊から見た本殿。絶賛工事中。
純陽寶殿に行ってみると、こちらにも神様がズラリといらっしゃいました。お菓子もたくさん供えられていましたよ。
しかしながら、ここにもボランティアスタッフさんらしき姿が見えません…。郭師兄さんもどこにいるのかわからない…!
帰国後にリサーチしてわかったことですが、郭師兄さんは 純陽寶殿の左奥にある「祭改」と書かれたお部屋にいらっしゃるそうです。
過去に訪れたであろう方の口コミ情報をネットでたまたま発見して知りました。
時間もいつ行ってもいいというわけではなく決まっているそうです。
午前10時からのようですが、時間に関係するそれ以外の事はよくわからず…。この辺りについてはもっと詳しく調べる必要がありそうです。
いやはや、まったく気がづきませんでした。ピンとも来ませんでした……。
左奥に部屋があったかどうかも記憶にありません…。
結局ここでも、また見よう見まねに参拝したのみ。
始終「???」という気持ちのまま辺りをウロウロしただけになってしまいました。
外へ出て純陽寶殿の正面を見たり、そこからの展望を見たり…ということもしなかったのです。
今思うとせっかく来たのだから外くらい出ればよかったのに!と思います。
頭の中がハテナでいっぱいになりすぎて、そういう余裕がなくなってしまったようです。
あまりわからないままに宮内をただウロつくだけだと、付き添ってくれた母にも気の毒だし…。
ということで結果的に諦めてしまい、指南宮には辿り着いたものの、郭師兄さんには会えなかったのでした。
完全なるリサーチ不足で後悔!自業自得ですね…
というか、この時の私には、指南宮に来ること自体が時期尚早だったのかも?と今は思います。
指南宮の中を迷って歩きまくってハテナが頭いっぱいで余裕がなくて…
というその状況が、まさに私自身の人生を表している気がしました。
こういうことってリサーチうんぬん関係なく、その人にとってベストなタイミングに自然と導かれるものなんじゃないかなぁと思うのです。
私二年くらい前に、台北市内にある万年神のテーブルにも行ってみようとしたのですが「今はその時期ではないようです」って断られちゃったのです!
ご縁がないと万年神のテーブルは回せないと聞いてはいたのですが…
テレビでは訪れていたタレントさんが普通にテーブルを回していたし、「よほどじゃなければ回せるんだよね?」とか思ってたいたら大間違い。
行くどころか予約することすらできませんでした(笑泣
だからそんな感じで、こういうのには時期とか縁とかコンディションとか?関係するんじゃないかなと思った次第です。
縁がないんならもういいやーということではなく、時期を変えて再訪したいと思っています。
今度はせめて参拝の手順を調べて、なんとなくじゃなくしっかり参拝したいです。
指南宮へ再訪したら、また記事にするつもりですので、どうぞお楽しみに !
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