空気が乾燥する冬に入ると
インフルエンザの危険性が高まります。
12月~3月にかけて流行し、
特に1月~2月にピークを迎えるそうです。
毎日やらくてはいけない事があふれているのに、『インフルエンザになっている暇なんてないよ!』と思いますよね。
しかしそんな時にかぎって
同居している家族がインフルエンザになってしまったら……?
もしも家族がインフルエンザになってしまっても焦らず慌てず、
しっかりと対策をすることで感染を防ぐことが可能です。
毎年のように家族の誰かしらがインフルエンザにかかっても、今まで一度もうつったことがない筆者が実際にやっているインフルエンザの予防方法をお伝えします。
Contents
家族がインフルエンザになった! まずは感染経路や潜伏期間を知ろう
まずはどうしてインフルエンザになってしまうのか、感染経路や潜伏期間などを知っておきましょう。
インフルエンザの基本情報を知っていることで、より注意力が深まり感染の予防をしやすくなります。
・咳、くしゃみ、会話などにより唾液が散って感染する『飛沫感染』
飛距離は1~2メートル。ウィルス感染した人の飛び散った唾液を鼻や口から吸うことで感染します。
・ウィルスの付着した場所(電車のつり革、ドアノブ、スーパーマーケットのカゴ&カート、タオル、電気のスイッチ、リモコンなど)を触れた手で、自分の目・鼻・口を触ってしまい感染する『接触感染』
<インフルエンザの潜伏期間>
・通常1~3日
発病後3日間は特に感染力が強い。発症して5日、解熱後2日が経過すれば心配なし。
ウィルスの飛距離は2メートルなので、
2メートル以上離れていれば
飛沫感染しないと言われています。
ただし換気が悪いと空気中の飛沫が濃縮してしまい、インフルエンザウイルスが空気感染するのだとか。
長時間換気しない場所にいる時は注意が必要です。
かといって換気のしすぎで乾燥状態が続くと、
のどや気管支の防御機能が低下してしまい、
インフルエンザウイルスに
感染しやすくなってしまうそうです。
インフルエンザにうつらない方法と対策10か条
どういうわけか我が家では
毎年インフルエンザになってしまう家族がいます。
私以外の全員がインフルエンザになってしまうという
最悪の事態に陥ったこともありました。
それでも私は一度も感染したことがありません。
仕事など、やらねばならないことがあるので
『倒れるわけにはいかない!』という気合いもありますが、
実際にインフルエンザの予防対策としてやっている
具体的な方法と対策は以下の10項目になります。
1)インフルエンザに感染した家族を隔離
2)食事中以外は家の中でもマスクをする(特に看病時は必須)
3)感染した家族が触った場所(ドアノブ、スイッチ、手すりなど)に触らずに拭きとる
4)感染した家族が使用したティシュやマスクをビニール袋に入れて捨てる
5)こまめに手洗い&うがいをする 看病で感染家族と接した後は絶対に!
6)手洗い後の手を拭くタオルは個人専用のタオルorペーパータオルにする
7)加湿器をリビングや寝室など複数設置(湿度50~60%をキープ)
8)感染家族の部屋を1日に数回換気する(1~3分)
9)部屋の室温を18~20度に設定する
10)免疫力を高めるため、十分な睡眠とバランスのよい食事を心がける
感染家族を隔離するのは少し可哀想ですが、
前述したとおりインフルエンザの感染経路は『飛沫感染』です。
『飛沫感染』を避けるためにも部屋は分けるのがベストです。
もしも隔離は難しい場合は感染家族を
1~2メートル離して可能なかぎり
近づかないように対策すると良いと思います。
なお、うがいをする時に気をつけていただきたい点は、いきなり「ガラガラ」とのどの奥をうがいするのではなく
まず最初に「ぶくぶく」と口をゆすぐことです。
こうすることで食べカスなどの有機物を取り除き、なおかつ口の中にいる病原体をのどの奥に送り込むことを防ぐことができます。
そしてマスクがインフルエンザを
予防するための必須アイテムですが、
高価なものや特殊なものでなくても、
ドラッグストアで販売しているもので十分です。
ただウィルスの侵入を防がないことには
マスクを装着している意味がないので、
鼻や頬周りに隙間ができないようなタイプのもので、 きちんと自分の肌に密着するサイズの合ったマスクにしましょう。
まとめ
私は上記の10か条を徹底することで
インフルエンザを予防してきました。
『絶対にうつらないぞ!』という気合いも
効果を成しているように思います。
しかし予防対策をしっかりしても
疲労がたまっていたりして疫力が弱っていると
インフルエンザに感染しやすいようです。
自分の健康状態を良好に
維持することが大前提ですので、
しっかり休憩・睡眠・食事を
とってくださいね。
ご家族がインフルエンザになってしまったときの対策として参考になれば幸いです。
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