お腹が空くと「あ~、〇〇食べたいなー!」
ってなることがあると思います。
「焼肉食べたいなー」とか「お寿司食べたいよー」とか
人にもよるし気分にもよるでしょうが、
私がよく思うのは「あ~、麺線食べたいなー!」です。
とろっとした鰹出汁のスープで煮込んだ麺料理。
台湾でお馴染みのソウルフードです。
毎年、台湾に旅行に行っていますが
麺線を食べずに帰国したことは一度もなく
むしろ麺線を食べに台湾に行っている!
と言っても過言ではありません。
日本でも麺線が食べられるお店が何店があって、
そのうちの一店に行ってみたのですが、
個人的には「やっぱり本場の麺線が好き!」となりました。
そして台湾に来たら私が必ず立ち寄るのが、
麺線の大人気店『阿宗麺線』の忠孝店です。
『阿宗麺線』はすごく有名で、
どのガイドブックにも掲載されてると思いますが、
西門町にある本店が紹介されていることが多いと思います。
どうして私が本店じゃなくて、
忠孝店ばかりに行くようになったのかというと
座ってゆっくり大好きな麺線を味わいたいからです。
かつて立ち食いだった本店でも、
今は店先に椅子が用意されているようなのですが
(実際に行ったわけではないので未確認)
忠孝店なら屋内で食べられるし雨が降ってても安心。
テーブル付きの椅子に座って、
のんびりテレビだって見れちゃいます。
そんな理由で居心地がいいので、
私は忠孝店がお気に入りです。
こちらの忠孝店は、MRT忠孝復興駅のすぐ近くにあります。
4番出口を出て1、2分くらい。
デパート『太平洋SOGO忠孝店』左脇の路地に入ってすぐの場所です。
『太平SOGO復興館』(緑色の建物)と
『太平洋SOGO忠孝館』(白色の建物)があります。
阿宗麺線があるのは【白いほうのSOGO】の左脇と覚えておくといいと思います。
お隣には日本にも進出した、マンゴーかき氷で有名な『マンゴーチャチャ』がありますよ。
肝心の麺線ですが、こんな感じ↓↓↓
これは小サイズ50元です。大サイズになると65円。どっちにしろ安い!
前述しましたが、麺は素麺のような感じで
細くてツルツルっとお口に入っていきます。
一本ずつが短いので箸ではなくレンゲですくって食べます。
鰹出汁がよく出ていて、深みがありつつ優しい味です。
モツもまったく臭くないし柔らかい!
そして味を引き立てるように添えられた、
パクチーの爽やかさが美味さを増大させてくれるのです!
「ノーサンキュウ~」と丁重にお断りすればOKです。
店員さんがパクチーを掴みながら何か喋ってたら、
パクチーの有無について尋ねられていると解釈して間違いないと思います。
店員さんによっては「パクチーOK?」などなど、
カタコトの日本語で聞いてくれる場合もありますよ。
ミスター味っ子になったような気分で麺線の美味しさを力説していますが、
ほんと美味しくてサラサラ~っとお腹に入っていっちゃうのです。
初めてガイドブックか何かで麺線の写真を見たときは、
正直「本当に美味しいのかな?」と半信半疑だったのですが…
まさかこんなに美味しいとは思ってもみませんでした。
サイズは小食な女性だったら小サイズで充分かもしれません。
私は写真で小サイズを注文していますが、
後でまだまだ美味しいものを食べる予定があったので
お腹に余裕を持たせるために小サイズを選びました。
本当なら大を食べたかったです。
許されることならレンゲなど使わずグビグビ飲み干したいレベルです!笑
どなたか芸能人が「カレーは飲み物」とか言ってるの聞いたことあるけど、
私から言わせると「麺線は飲み物」です。
さて、店内にはこのような調味料があります↓↓↓
<左から> 辛いタレ、にんにくオイル、お酢
地元の方々は、ひょいひょいと手慣れた様子で
この調味料を自分の器の中へ入れていきます。
しかしこれを真似して適当にひょいひょい入れるのは、
ちょっと待って~!かも。
この左にある辛いタレが結構な辛さです。
小サイズの麺線に一杯入れるだけで
「から~い!」となります。
激辛好きならいいんですけど、
辛いのが苦手な人は無理して入れなくてもいいんじゃないかなと。
私はピリ辛好きなので、
毎回小サイズに辛いタレを半杯、
にんにくオイルを一杯入れています。
でも調味料を入れなくても、そのままですごく美味しいんですけどね。
なので最初は調味料なしで味わってみて、
味に変化つけたいなーと思ったら
調味料を入れてみるのがおススメです。
食後にデザートが食べたくなったら
前述したとおり『マンゴーチャチャ』がお隣にあるので
ついでに立ち寄るのもいいと思います。
★阿宗麺線 忠孝店
忠孝東路四段17巷2號
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