風が冷たくなり乾燥しやすい季節に
なってきました。
いつの間にか手が荒れてしまって、
ガサガサ肌になっていることがあります。
放っておくと痒くなってくることも…。
一度そうなってしまうと、
なかなか治らないものです。
手持ちのハンドクリームでは、
ガサガサが解消されないという時に
おすすめのハンドクリームを
ご紹介します。
手荒れにおすすめハンドクリームは?
肌がガサガサに荒れてしまうのは、
乾燥により肌のバリア機能が
低下してしまっている状態です。
気温が下がって寒い秋冬は、
汗をかく機会も少ないために
新陳代謝が低下してしまい
バリア機能が万全ではなくなります。
この低下しているバリア機能を
補ってくれる成分が入っている
ハンドクリームを使うのがポイントです。
まずは血行促進や新陳代謝を高める
ビタミンEの配合は欠かせません。
ビタミンEが配合されていることで
水分・や油分を補われ、血行も良くなることから
指先の冷えを改善する効果があります。
そして保湿するだけでなく、
潤いをキープする効果のある
尿素が配合されているものが良いでしょう。
尿素は肌に潤いを与えるだけでなく、
皮膚の表面にある古い角質を取り除き、
肌をなめらかに柔らかくする効果が
あります。
香りがいいハンドクリームや
さっぱりしたハンドジェルは手荒れ予防には
いいですが荒れてしまった手を治すことは
できません。
予防しきれず手が荒れてしまったときは、
ビタミンEと尿素が配合された
ハンドクリームを使いましょう。
2章タイトル:ハンドクリーム 市販のおすすめ商品は?
ビタミンEや尿素が配合されていることが
手荒れを改善するのに重要なポイントと
お伝えしましたが、では一体
どのハンドクリームがいいのでしょう。
私のおすすめはゼリア新薬から販売されている
ワムナールDXというハンドクリームです。
ビタミンEや尿素の他にも肌の炎症を抑える
グリチルリチン酸一アンモニウムや
お肌の再生を助けるパンテノールが入っており
手荒れを改善する効果がとても高いです。
薬剤師さんのおすすめ商品に
なっている事も多いので
ドラッグストアに寄った際
注目してみてください。
クリームタイプで非常に伸びが良く、
少量でもむらなく塗ることができます。
べたつきにくいですが、
すぐに浸透するような
サッパリしたものでもありません。
成分が荒れた手にいきわたるように、
肌にすり込むように塗っていきます。
私はドラッグストアに売っているプチプラな
ハンドクリーム(ジェルを含む)や
人気コスメブランドのハンドクリームなど
いろいろ使ってきました。
前項でお伝えしましたが、
それらは手荒れの予防にはいいのですが
すでに荒れてしまった手には
効果がありませんでした…。
けれどこのハンドクリームは荒れた手に
いい成分がしみわたっていく感じで
使用を続けていくうちに
みるみる手荒れが改善しました。
正直お洒落じゃないので(笑
何度か浮気をしたこともありますが、
これを越えるハンドクリームは見つからず
結局はワムナールDXに戻ってくるのです。
お値段は少し高めな方かもしれないけれど、
安価で効果のないものをむやみに買うよりは
少しくらい値がはっても効果があると
わかっているものを買ったほうが
結果的には損がないと思います。
手荒れを早く治す方法は?
手が荒れる原因は【乾燥】です。
外出している時は手袋をする、
家にいるときは加湿器をつけるなどして
乾燥させないように環境に気を配りましょう。
部屋を加湿をすることで手荒れの悪化を防ぎ、
症状を緩和する効果があります。
室内は50~60%の湿度がベストです。
そして手を洗うときに熱いお湯は使わないこと。
油汚れを落とすのに熱いお湯は便利ですが、
油汚れがスッキリするということは
手肌に必要な皮脂も落ちてしまうことになります。
手を洗うときは低温(35度以下)を目安に
洗うことをおすすめします。
「ちょっと冷たいかも」と感じるくらいが
ちょうど良いです。
また除菌はアルコール以外で行いましょう。
インフルエンザや食中毒を予防するために
お店や会社のビルなどに除菌アルコールが
置いてあったりしますが、アルコールには
皮脂を除去してしまう成分が入っており、
しかもかなり強力です。
使うと手がパサパサになったような
気がしませんか?
あのパサパサ感は手の皮脂が
アルコールによって除去されてしまった
からなのです。
これではアルコール除菌をするたびに手
が乾燥して手荒れが悪化してしまいます。
そのため手を除菌するときは
次亜塩素酸ナトリウム系の除菌剤を
使用しましょう。
次亜塩素酸ナトリウム系の除菌剤は、
アルコールでは除菌できない
ノロウイルスにも効果がありますので、
持っておくと重宝しますよ。
200mlとか500mlとかのものが多いですが
携帯タイプのものもあります。
こういうミニサイズだと
外出時でも手軽に使えて非常に便利です。
大き目のものを買ってスプレー式の容器に
入れ替えるのも良いと思います。
そして入浴してからの就寝時に、
前項でご紹介したワムナールDXや
すでにお気に入りのハンドクリームがあれば
それを手に塗ってラップをします。
あればさらにその上から
手袋もしましょう。
こうして乾燥から肌を守りながら
ハンドクリームの潤い成分を浸透させると
改善が早いです。
私の場合はですが、
軽度の手荒れだと一晩だけでも
だいぶ良くなります。
手袋はお肌にいいコットン素材が
おすすめです。
ただしハンドクリームを使って
保湿ケアをしても手荒れが改善されない場合、
それは手荒れではなく手湿疹である可能性が
あります。
水がしみるほど指先が割れて痛い、
眠れないほど手が痒い…
などの症状はハンドクリームを使っていても
ハンドクリームに含まれている成分さえも
刺激になってしまいます。
手湿疹の薬を塗るか皮膚科でお医者さんに
診てもらってくださいね。
まとめ
寒い冬は誰しも手が荒れやすいもの。
荒れている手は働き者の証といいますが、
やはり出来ることなら誰に見られても
OKなツルツル肌でいたいですよね。
荒れた手に適したハンドクリームを活用し
ちょっとした心がけで
手荒れも早く治すことができますよ。
荒れが悪化しないようにご自分の手を
大事に労わってあげてくださいね。
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