電気毛布つけっぱなし 電気代と体への影響は? だるいのには原因があった

寒い冬の夜を暖めてくれる電気毛布。

しかし、うっかり電源を切るのを忘れてしまうことはありませんか?

電気毛布をつけっぱなしにしてしまうと、心配になってくるのが電気代です。

一体、幾らくらいになるのでしょうか。

そして長時間、電気毛布を使うことで気になるのが体にもたらす影響です。

布団に入って寝たときは暖かくて心地よかったのに、起きるとなぜか体がだるいと感じたことはないでしょうか。

寝たはずなのに疲れる…という不思議な現象です。これについては原因がありました。

今回は電気毛布をつけっぱなしにしたときの影響についてお伝えしていきます。

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Contents

電気毛布のつけっぱなし 電気代はどうなる!?

消費税が2019年10月に10%へ上がることが決まっている日本。

だんだん家庭内の節電は深刻になってきています。

ついつい電源をつけっぱなしにしてしまいがちな電気毛布ですが、そもそも電気代はどれくらいかかるものなのでしょうか。

結論からお伝えすると、電気毛布の電気代は高くありません。

住んでいる地域やメーカー、使用具合によっても変わってきますが、1日の電気代は0.6~3円と言われています。

以下は暖房器具の中で、どれがいちばん電気代が安いか調査したランキングです。

 

1位 電気毛布  

2位 こたつ

3位 電気カーペット

4位 電気ストーブ

5位 エアコン

 

どうして電気毛布の電気代がいちばん安いのかというと、使用する電力が他の家電よりも低いためです。

消費する電力の違いを他の暖房器具と比較してみると、電気毛布は50W、こたつが300W、エアコン500W、電気ストーブ400~800Wとなっており大きな差があります。

このため電気代については、大きな心配はしなくても大丈夫だと言えるでしょう。

だからといって電気毛布をつけっぱなしにしてOKというわけではなく、節電のためにも使用を終えたら電源を切るという習慣をつけることをおすすめします。

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電気毛布の体への影響は? 「だるい」「疲れる」のには原因があった

冬は布団の中へ入っても、すごく冷えていて寒さに震えてしまうなんて場合がありますよね。

そんなときは電気毛布を『強』に設定して、そのまま朝まで眠ってしまうという場合も少なくないのではないでしょうか。

実はこれが睡眠不足のもとになっています。人は眠りにつくとき体温が下がり眠気が訪れるのですが、 電気毛布だと体温が下がることがありません。

そのまま眠っても温が上がったままだと眠りが浅くなります。

また、電気毛布で就寝中の体温を無理に上昇させると体温調節機能も低下して脱水症状や免疫力の低下を招きます。

そして布団の中が必要以上に温かくなって、余分な汗をかき更に脱水症状になってしまうのです。

寝たはずなのに起きたらなんだか体がだるい…という状況はこれらのことが原因になっています。

『こたつに入ったまま寝ると風邪を引く』と言われるのも、このデメリットのためです。

体にもたらす影響を考えると、電気毛布をつけっぱなしにして寝るのはNGといえます。

このため推奨する電気毛布の使い方は以下のとおりです。

1.就寝する30分位前から電源をONにして布団をあたためておく。

2.布団に入ったら電気毛布のスイッチを切る。

この時、設定も『強』ではなく中間くらいの温度にすることをおすすめします。

どこのメーカーの説明書にも記載があるはずですが、温度が高いと低温火傷をしてしまうこともあるようです。

ほどよい『中』などに設定をして心地よく眠れる環境を作りましょう。

電気毛布の代わりになるものはある?

近年は節電やエコ意識が広まり、電気毛布の使用をやめる人が増えてきています。

けれど布団の中が冷たいままだと、やはり寒くてつらいものです。

そこで電気毛布の代用品として、人気を集めているのが湯たんぽです。

湯たんぽと聞くと「なんだか古くさくてどうも…」と思うかもしれませんが、今はお洒落で素敵な湯たんぽも多く販売されています。

例えばグッドデザイン賞を受賞したZEHI(ゼヒ)は、デザイン性に長けているだけでなく体を温めるだけでもなく、整形外科医から学んだ腰楽理論で寝ている間に腰の負担を軽減してくれる優れた湯たんぽです。



ドイツ生まれのfashy湯たんぽも人気です。軽くて柔らかい樹脂素材は柔らかな感触。温めたいところに優しくフィットします。就寝前に布団にいれると約10時間かけてゆっくり温度が下がっていくので、寝汗をかきにくく体への負担が少ないことから、お子さんやお年寄りにも安心です。

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fashyの湯たんぽには、こんなに可愛らしいクマさんタイプもあります。お子さんが喜ぶこと間違いなし。抱きしめるとクマさんもこちらを暖めてくれます。置いておくとインテリアにもなる愛らしい湯たんぽです。

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湯たんぽで体を温めるときは、腰、腹部、お尻、太もも二の腕にあてるのが効果的です。

ここに熱を加えると、温まった血液が全身を流れるので体のすみずみまであたたまります。

ただ、水道やお湯を沸かすガス代が、1回(1リットル湯たんぽの場合)約2.4円かかると言われていますので、そこだけ留意してください。

とはいえ、うっかり電気毛布をつけっぱなしにしてしまうよりは、体にもエコにもいい湯たんぽを推奨します。

電気毛布つけっぱなし 電気代と体への影響は? まとめ

・電気毛布の電気代は暖房器具の中でもかなり安い!つけっぱなしにしてしまっても電気代が膨大に上がる心配はいらない。

・電気毛布をつけっぱなしにすると体温を無理にあげることになり体温調節機能が低下してしまう。そのため「だるい」「疲れる」といった症状を感じてしまうことがあるので、長時間の使用は避ける。

・電気毛布をつけっぱなしにしてしまうようなら卒業して、エコな湯たんぽに切り替えるのがオススメ。

いかがだったでしょうか。電気毛布をつけっぱなしにする影響についてお伝えしました。

電気毛布を使いつづける場合は、正しい使い方をして快適であたたかな冬を送れるようにしてくださいね。

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