桜餅っていつ食べるの?販売時期を確認!食べ方のマナーも

 

色鮮やかなピンク色がかわいい桜餅は、春を代表する和菓子です。

もちっとした食感と上品な餡子、そこに程よい塩加減のさくらの葉がアクセントになっていて美味しいですよね。

桜餅はいつ食べるお菓子なのか? そして販売時期はいつからいつまでなのかをお伝えします。

あわせて桜餅の食べ方とマナーについてもチェックしてくださいね。
 

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桜餅はいつ食べる?販売時期をチェック

桜餅は「食べたいな~」と思っているうちに、いつの間にかお店から姿を消していませんか?

「今年は桜餅が食べられなかった!」なんてこともありますよね。

春限定のお菓子だとはわかっているけど、一体いつ食べるもので、いつからいつまで販売されているものなのでしょうか。

桜餅はいつ食べる?

桜餅は俳句の世界では春の季語になっています。

満開の桜の時期・少しずつ桜の花が落ちる時期・葉が落ちる晩春の季語です。

つまり桜を見ることのできる『3月下旬~4月上旬』が桜餅を食べる時期として適していると言えます。

ちなみに桜餅はひな祭りのお菓子として認識されている場合がありますが、実は桜餅とひなまつりは特別な由来や関係があるわけではありません。

なぜ桜餅がひな祭りに食べられるようになったかというのは諸説ありますが、ピンク色で可愛らしいお菓子であることから女の子のお祝いによく合うという理由で食べられるようになったと言われています。

桜餅はいつからいつまで売ってるの?販売時期をチェック

桜餅の販売時期はお店で違いがあるものの、おおむね立春の前日(2月3日頃)から桜が散る頃(4月上旬)まで販売されている場合が多いようです。

お店によっては3月初旬で販売を終了してしまうところもあり、また京都では5月までと長め、さらには1年中販売しているところもあるようですが、珍しいケースと言えます。

平均的に考えて桜餅の販売時期は2月~4月上旬であり、3月にお店へ行けば売り切れでないかぎりは購入できると思って間違いないでしょう。

和菓子屋さんの公式ホームページでは販売期間を掲載しているお店が多いので、お気に入りのお店がある場合は事前にチェックしておくと購入しそびれることもなくなりますよ。
 

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桜餅の食べ方にマナーはある?葉っぱって食べても大丈夫なの?

多くの和菓子とは違い、葉っぱにくるまれている桜餅。

それは関東の「長命寺」も関西の「道明寺」にも共通しています。

桜餅の食べ方にマナーはある?

和菓子は基本的に、一口ずつ切ったり割ったりして食べるのが正しいマナーです。

フォークまたは黒文字と呼ばれる妻楊枝を利用して、左から一口大に切りわけます。

けれど桜餅の場合はフォークや黒文字では食べずらいため、手で持ってそのまま食べてOKです。

そして桜餅をくるんでいる葉っぱについては、食べても食べなくても良いということになっています。

桜餅を販売している和菓子屋さんでも『ぜひ葉っぱと一緒に召し上がってください』と推奨するお店もあれば、『葉っぱは取りのぞいて召し上がってください』と言っているお店があるほど。

正しい食べ方は特にないということなのです。

そのため桜餅の葉っぱについては、食べる人の自由いうことになります。

桜餅の葉っぱを食べても食べなくても、マナー違反にはるわけではありませんので安心してください。

桜餅の葉っぱは食べても大丈夫なの?

昔は桜餅の葉っぱを食べる人は少なかったようですが、現在では食べる派が半数以上を占めているそうです。

女性誌の「女性セブン」が30代から70代の女性200人にアンケートしたところによると、食べる派が【55.5%】と食べない派が【44.5%】と、ほぼ変わらない結果が出ました。

特に関西風の「道明寺」には、葉っぱが桜餅にぴったりとくっついているため、食べる人が多いと言われています。

桜餅の葉っぱは「食べ物ではない!」と考える人もいるようですが、餅にくっついている以上はれっきとした食べ物であり食べていけないものではありません。

桜の葉には毒性があるという話を聞いたことがあるかもしれませんが、これは桜の葉っぱに含まれる「クマリン」に肝毒性があることから生まれた噂です。

実際にクマリンには肝毒性があり、長期にわたって大量に摂取をした場合には肝機能に影響を及ぼすおそれがあります。

何十枚も毎日食べるというのはNGということになりますが、実際にそこまで大量の葉っぱを食べることはありませんよね。

たった1日、桜餅についている数枚を食べる程度では、健康を害すことはありませんので安心してください。

つまり桜餅の葉っぱは、食べても全く問題がないというのが答えです。

そもそも桜餅の葉っぱの意味って何…!?

桜餅は必ず桜の葉にくるまれていますが、これには以下のようなきちんとした理由があります。

  • 桜餅が乾燥したりホコリがつくのを防ぐため
  • 桜の香りづけをするため
  • 塩漬けの葉っぱが餡子の甘さにインパクトを与える

桜餅の葉っぱは、ただの飾りではないということです。

実際に桜餅の美味しさは、塩漬けの桜の葉の風味と塩気によって引き立てられています。

桜餅に欠かせない影の主役といっても大袈裟ではないかもしれませんね。

桜餅っていつ食べるの?販売時期を確認!食べ方のマナーも まとめ

桜の香りをまとった桜餅は、春の代表菓です。

食べられるのは春だけなので、ぜひ食べ逃しのないようにお店へ行きましょう。

ひなまつりの時だけでなく、お花見のお供に持っていってもいいですね。

ぜひ桜餅を食べて春の訪れを味わってください。

 

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