絵画ファン歓喜!
過去最大規模の「クリムト展」が東京と愛知で開催されることになりました。
先駆けて、2019年4月23日より東京会場で好評開催中!
開催概要の詳細は、以下のとおりです。
◆東京会場
会期:2019年4月23日(火)~7月10日(水)
※休館日:5月7日(火)、20日(月)、27日(月)、6月3日(月)、17日(月)、7月1日(月)
場所:東京都美術館(会場企画展示室)
時間:9:30~17:30(入館は17:00まで)
※毎週金曜日は9:30~20:00
料金:
前売 一般 1,400円 / 大学生・専門学校生 1,100円 / 高校生 600円 / 65歳以上 800円
当日 一般 1,600円 / 大学生・専門学校生 1,300円 / 高校生 800円 / 65歳以上 1,000円
団体 一般 1,400円 / 大学生・専門学校生 1,100円 / 高校生 600円 / 65歳以上 800円
※団体割引の対象は20名以上
※中学生以下は無料
※6月1日(土)~6月14日(金)は大学生・専門学校生・高校生無料
会期:2019年7月23日(火)~10月14日(月・祝)
※休館日:月曜日
※8月12日(月・祝)、9月16日(月・祝)、9月23日(月・祝)、10月14日(月・祝)は開館
場所:豊田市美術館(展示室8)
年:10:00~17:30(入館は17:00まで)
料金:
前売 一般 1,400円 / 大学生 1,100円 / 高校生以下無料。
当日 一般 1,600円 /大学生 1,300円 /高校生以下無料。
※大学生は7月23日(火)~8月4日(日)まで無料
※障がい者手帳の所持者(介添者1名)と、豊田市内在住の75歳以上は無料(要証明書)
管理人はお気に入りの画家が何人かいますが、トップクラスでクリムトが大好きです。
高校生のときにクリムトの代表作『接吻』の複製画を見たときの、感動と衝撃は今でもしっかり覚えています!
今回の「クリムト展」で「接吻」は展示されませんが、日本初公開の「女の三世代」を含む約120点もの作品が展示されます。
クリムトが恋の相手に送った、貴重なラブレターも見ることができますよ。
ここまで大規模な「クリムト展」は、今後しばらく開催されないといわれています。
クリムトの絵が好きなら、今が鑑賞する絶好のチャンス!
この機会を逃さず、ぜひ会期中に「クリムト展」を訪れてくださいね。
本記事では、展示作品リストをはじめ「クリムト展」のグッズ情報と混雑状況について詳しくレビューしていきます!
クリムト展2019の展示作品リスト
「クリムト展」では、初期の頃に描いた自然主義的な作品から黄金様式の時代の代表作まで、日本では過去最多となる油彩画25点以上が展示されます。
クリムトといえば金色を配色した豪華で色鮮やかな作品のイメージが強いですが、学生時代の課題作品や黒チョークでシンプルに書かれたクロッキーなど、珍しい作品もたくさん鑑賞することができます。
複製ではありますが、クリムトがベートーベンの「第九」へのオマージュとして発表した、全長34mにおよぶ壁画「ベートーヴェン・フリーズ」(原寸大)も圧巻です。
★クリムト展《ベートーヴェン・フリーズ》CG映像
「クリムト展」の展示作品リストは、以下から詳細な情報を確認することができます。
東京会場と愛知会場では展示作品が異なるため、事前に要チェックです!
◆愛知会場(豊田市美術館)の展示作品リスト※開催前のため会期後に掲載予定
作品番号26、27、28、40、65、68、70、72、80、81、85、98、102は、愛知会場のみの展示となり東京会場には出品されません。
理由が開示されていないため何故なのか分かりませんが、会場の都合でしょうか…?そのため、東京会場の展示作品リストにも掲載されていません。
そして作品番号97についても、所蔵家の都合により出品されなくなったため、東京会場と愛知会場ともに展示作品リストには掲載されていません。
東京会場に出品される油彩画は、全て愛知会場に出品されます。
愛知では見られるけど、東京では見られない作品があるのは少し残念ですね。
しかし今迄にないくらい、たくさんのクリムト作品を鑑賞できることを思うと、その残念さも吹き飛んでしまう気がします。
クリムト展2019のグッズ情報
豪華な展示作品の数々もさることながら、「クリムト展」のグッズが注目されています。
デザイン性が高いだけでなく、グッズの種類がとても豊富なのが個人的に驚きました。
すべての展示が終わった先に「クリムト展」の特設ショップがあるのですが、店内が広いです。
いたるところに「クリムト展」のオリジナルグッズが陳列され、クリムトファンなら目移りすること間違いなし。
文房具やポストカードなどの定番系グッズに、お菓子やワイン、アクセサリー等々…
実際、私も目移りしてしまってどれを買おうか迷いました。
私が鑑賞を終えてショップに辿り着いたときには閉館間際だったので、グッズをじっくり選んでいる時間がなかったのですが…(:_;)
焦りながら選んだのが、以下の2点です。
まずは1点目、ハンカチ「オイゲニア・プリマフェージの肖像」1,000円(税抜)。
クリムトの代表作のひとつ、「オイゲニア・プリマフェージの肖像」の彩りがハンカチになっていて一目惚れしました。
「オイゲニア・プリマフェージの肖像」は、こちらの作品です。
複製画の販売があるほど、ファンに支持されている作品です。
とっても綺麗ですが、布地がだいぶ薄いので、ハンカチとしての吸水性はあまり期待できなさそうです(^^;)
「吸水性がないハンカチなんて嫌だわ~」というあなた!安心してください、何せグッズの種類が多いので、グッズの中にはタオルハンカチもありましたので。
続いて2点目、A4ダブルクリアファイル「ヘレーネ・クリムトの肖像」556円(税抜)です。
ヘレーネ・クリムトはクリムトの姪っ子ちゃんです。
この肖像画が描かれたときヘレーネは6歳だったらしいんですが、すごい大人びてますよね。
クリムトらしい金箔も使われていないし、官能的な雰囲気もない、いたってシンプルな普通の肖像画ですが、私はこの作品が好きです。
ヘレーネの横顔が美しくて可愛くて、最高です。
そんな理由があって買ったのですが、このクリアファイルを開くとポケットが二つあります。
資料やチラシなどの仕分けをするのに、役立ちそうですね。
ポケットに引用されているのは、ヘレーネの胸元と腕のクローズアップです。
A4ダブルクリアファイルは「ヘレーネ・クリムトの肖像」以外にも全部で11種類あります。
「クリムト展」のグッズは公式ホームページにも紹介がありますが、掲載されているのは一部のみ。
私自身は時間がなくて購入に至りませんでしたが、他にも以下のようなグッズがあったのでご紹介します。
- 図録
- ポスター
- ポストカード
- ノート
- 手帳型ノート
- 金色付箋
- 缶バッジ
- ソフビ人形
- ハンカチ
- トートバッグ
- Tシャツ
- キーリング
- アクセサリー
- マグカップ
- デミタスカップ&ソーサー
- お香
- 金箔ゼリー
- 金箔ワイン
- 金平糖
- はちみつ
これらのグッズは、色出しの再現にかなり注力されたものだとか。
クリムトの作品は色鮮やかなので、上手に再現しないと魅力も半減ですもんね。
実際、どのグッズも綺麗な色彩がよく再現されていて、グッズ制作に関わった人達に「ありがとう、あっぱれ!」と称えたいレベルでした。
缶バッチは布地に印刷しているので、手触りがリッチな感じがします。お洒落な大人の缶バッジという雰囲気で、特に女性のお客さんが購入していました。
ゼリーやはちみつなど、食品が充実しているのも面白いところです。
ちょっとシュールなのは、クリムト自身のソフビ人形!意外と人気がありそうでした。
上野のクリムト展で一番尖ってるグッズがクリムトソフビw pic.twitter.com/1PtqOatZS0
— タケコ@むム7 K.26 (@ta_ke_co_ma_tsu) 2019年4月25日
そしてショップを出たところに、ピンバッジのガチャガチャがありました!何が出てくるかはガチャを回してからのお楽しみですね。
クリムト展のグッズ展開凄くて、えっそんなものまでグッズに…という品揃えの多さだったw金色のゼリーとかwwグッズ列に並ぶ方々も10代の女子からシニアのおじ様までといった感じでクリムト日本人に愛されてるなって。私はポストカード数枚とショップ出たとこにあるガチャポンを。ベートーヴェンでた♡ pic.twitter.com/leWaQlbIzB
— ばらしらたま🖇📎🖇 (@barasiratama) 2019年4月24日
クリムトのグッズは、常設のミュージアム・ショップにも販売されています。
特設ショップにはないグッズになるので、ミュージアムショップも覗いてみると、さらにお気に入りのグッズが見つかるかもしれませんよ。
そして無料のお土産代わりになるのが、ピンバッジの先に置いてある「朝日新聞(号外)」です。
今回の「クリムト展」について、これを読めば丸わかりです。
数に限りがあるかもしれませんが、あったらぜひ手にとってみてください。いい記念にもなるかと思います。
記念になるといえば、帰る途中にフォトスポットもあるので一緒に写真を撮ってみるのは如何でしょうか?
クリムト展2019の混雑状況は?
気になるクリムト展の混雑状況ですが、土日や連休中は時間帯を問わず混みあっているようです。
おすすめは平日の夕方、閉館の2時間前くらいでしょう。
以下のとおり、公式でもそのようなアナウンスがあります。そして会期の終了間近はさらなる混雑が予想されるようです。
開幕直後の #クリムト展、夕方の時間帯は比較的スムーズにご覧いただけます!会期後半は非常に混み合いますので、早めのご来場をおすすめします✨https://t.co/mTajKUpurL pic.twitter.com/qQJagw2jK1
— クリムト展@東京都美術館【公式】 (@klimt2019) 2019年4月25日
実際、私も平日の16時過ぎに行ったのですが、スムーズな鑑賞ができました。
ただ前述したとおり、グッズをじっくり見る時間がなかったのです…。
体感的に、遅くとも15時半には鑑賞をスタートさせたほうが、時間配分的には良いように思います。
とはいえ土日しか美術館に来られないという人も多いはず。
その場合は、朝一番か閉館2時間前に入館すれば、比較的混雑具合がマシなようです。
当日の混雑状況は、公式ツイッターで最新情報を随時チェックできるようになっていますので、お出かけ前に要チェックです!
【4月28日(日)】10:50 現在
クリムト展、入場までの待ち時間は約10分です。
チケット売場の待ち時間はありません。
会場内は混雑しています。
本日は17:30閉室、最終入場は17:00です。
#クリムト展混雑情報 #クリムト展— クリムト展@東京都美術館【公式】 (@klimt2019) 2019年4月28日
クリムト展2019 展示作品リストとグッズ情報&混雑状況まとめ
今回の「クリムト展」は、クリムトファンを感動させてくれる大規模かつ貴重な展覧会です。
私はグッズをゆっくり見られなかったことが心残りなので、少なくとも、あと1回は鑑賞しに行こうと思っています!
あなたも、ぜひ開会期間中に足を運んでみてくださいね。
ますますクリムト作品の魅力の虜になこと、間違いなしです。
もっとクリムトの作品が見たいという場合は「ウィーン・モダン展 ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」の鑑賞もおすすめです。
クリムトの代表作のひとつ「エミーリエ・フレーゲの肖像」が展示されているので、こちらも見逃せません。
そしてクリムト自身のことを深く知るなら、「クリムト展」とタイアップした「クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代」というドキュメント映画も必見です。(2019年の6月に公開予定、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開予定)
クリムトだけでなく、弟子のシーレについても物語られている本作。
シーレのことはあまり詳しく知りませんでしたが、予告編動画を見るかぎりなかなか過激な人物だったようです。
★「クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代」予告編
クリムトのことを「カッパ頭のおじさん」と思っていたのですが(失礼)、若い頃はなかなかチャーミングだったのですね。
展覧会に映画と、今年はクリムトの没後100年ということもあり、たくさんのクリムトを供給できることは、クリムトファンとしては嬉しいかぎりです!
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