2018年の成人式は1月8日の月曜日。
大人の仲間入りをする、
人生で一度きりの大事な日ですが、
何色の振袖を着るか決めましたか?
記念写真も撮るでしょうし
久しぶりに同級生とも会うでしょうし
満足のいく自分にぴったりな色の
振袖を着たいものですね。
もしも何色の振袖にするか
迷っているようなら、
振袖の色の意味を知ってから
考えてみませんか。
実は振袖には色ごとに
異なる意味が込められています。
その意味を知れば何色の振袖にすればいいか
迷いもなくなるかもしれません。
あなたが気になっている色は
どんな意味が込められているのでしょうか。
今回は振袖の色の意味についてご紹介します。
成人式 着物の色が持つさまざまな意味とは?
1.赤
赤色の振袖は人気があって
年齢問わずに好まれる色です。
赤色の着物には昔から「魔除け」の意味があり
悪を払って善きものを呼び込む力があると
言われています。
太陽、火、血の色、などにあるように
古くから神聖な色とされてきました。
新たなスタートをきる女性を輝かせる
という意味では成人式にぴったりな色です。
2.ピンク
桃、桜、撫子、薔薇などの花を思わせる
可愛いらしい色みです。
平安時代には若者の色とされており、
源氏物語にもその用例が見られます。
可愛い印象どおりピンクには、
『幸福な気持ち』という意味があり、
平和を意味する色といわれています。
安らぎや優しい印象を与える色なので
ピンクを身に付けると着ている本人も
あなたに接する人も
優しい気持ちになれる色です。
3.青
青から連想するのは、水、空・海。
冷静さを意味し知性を表す色です。
特に瑠璃色は仏教の七宝の1つとして
古くから珍重されており、
高貴かつ神聖な色でした。
静寂、浄化、集中などを意味します。
医学的にも青には副交感神経を
優位にする作用があるので、
心身をリラックスさせるのに効果的。
成人式に緊張してしまいそうなら、
青の色味が落ち着かせてくれるかも
しれませんね。
4.白
無垢で清楚な者の象徴として、
古くから使用される色です。
別名を卯の花といい、
雪や白波の色にもたとえられます。
そして「気」を浄化する作用のある
色と言われています。
これまでの自分をリセットして、
新しい気持ちで人生をスタートするには
ぴったりの色でしょう。
5.緑
緑は「木」の色。
空に向かって成長していく木のように、
己を発展させる色です。
また穏やかな癒やしの色でもあり、
安定感や調和を表します。
こちらも若者向きの訪問着や振り袖などに
多く用いられており若者ならではの
健康的で明るく優しい色です。
特に淡い緑とピンクの組み合わせは
相性がとてもよく草花をイメージした
柔らかい印象になります。
6.紫
優雅さや高級感を感じさせる、
大人っぽい色です。
日本だけでなく世界的にも
高貴な色、神秘の色とされてきました。
皇帝、王位、神官など高い身分の人達は
紫の法衣や衣装をまといます。
紫色が持つ意味は、
感性 直観 希少性 高揚 崇高 です。
また大人の魅力的な女性を演出する
効果もあります。
もう子供ではない主張として
身にまとうと気が引き締まるかもしれません。
7.黄色
黄色は暖色の中でももっとも明るく、
光や希望をもたらす色です。
希望、変化、革新といった意味を持っています。
「自分を変えたい」
「新しい出会いが欲しい」
そんな気持ちになる、
元気を与えてくれる色です。
成人になって何かに挑戦したい人にとっては
黄色を身に付ければハツラツとした
活力がわいてくるのではないでしょうか。
成人式の振袖 色の意味まとめ
色は単なるお洒落ではなく、
様々な意味があるということが
おわかりいただけたでしょうか。
色が人に及ぼす影響は大きく、
『カラーセラピー』という心理療法が
あるほどです。
あなたも着たことのない色を
身にまとうことで自分に似合う色を
新発見できるかもしれません。
成人式の振袖を選ぶときに色選びに迷ったら
是非参考にしてみてくださいね。
※振袖ばかりに気がいきがちですが、振袖の下に着る肌着なども必要ですよ!忘れないようにしてくださいね。
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