祇園祭ちまきの購入方法 いつから販売?ご利益や飾り方について!

祇園祭の名物のひとつに「粽(ちまき)」があるのをご存知でしょうか。

「ちまき」とは、竹の葉に包まれたあのモチモチした美味しい~料理……

ではありません!

祇園祭の名物である「ちまき」は食べられない「ちまき」です。

笹の葉で作られた、疫病・災難除けのお守りのことを言います。

京都では地元の人達が祇園祭の「ちまき」を買い求めて自宅に飾ります。

あなたも祇園祭を訪れたら、ぜひ「ちまき」をゲットしてみてください。

「ちまき」の販売時期やどこで購入できるのかをお伝えしていきます。

入手後のちまきの飾り方もチェックしてくださいね。


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祇園祭ちまきはどこで購入できる?販売期間は?

祇園祭のちまきは、各山鉾の会所で販売されます。

各山鉾の横に建っているのが会所となり、そこがちまきの販売所となります。

 

各山鉾の場所は、こちらのサイトに詳しく載っていて参考になるのでチェックしてみてください。

ちまきの値段は各所で違い、500円~1500円くらいです。

販売期間は、以下の通りです。

祇園祭ちまきの販売期間

前祭:7月14日から16日

後祭:7月21日から23日

ちまきの中でも人気がある『長刀鉾』は、13日の昼から販売されることが多いようです。

ちまきは売り切れてしまう場合が多く、山鉾順行が行われる17日には大体のところで完売してしまいます。

確実にちまきを入手するためには、14日・15日・16日までに購入した方が良いでしょう。

16日は午前中など、なるべく早い時間帯に買いに行くことをおすすめします。

もしも上記の期間中に、ちまきを買いに行けない場合でも諦めないでください!

7月1日から31日まで、八坂神社でも神社オリジナルのちまきを販売していますよ。

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祇園祭ちまきのご利益と飾り方は?

ちまきはどこも同じ物を売っているわけでなく、各山鉾でデザインやご利益が違います。

のしのような紙で包まれていたり、梅や桜の花飾りが付いていたり、お守りや絵馬が付いているものなど、様々です。

それぞれのちまきにどんなご利益があるのかも、まとめてみました。

自分の願いとぴったりのご利益を受けられる、山鉾のちまきをチェックしてみてくださいね。

前祭の山鉾情報
  • 長刀鉾: 厄病除け
  • 月鉾: 厄病除け
  • 函谷鉾: 厄病除け
  • 伯牙山 :厄病除け
  • 鶏鉾: 厄病除け
  • 蟷螂山 :厄病除け
  • 放下鉾: 厄病除け
  • 霰天神山 :雷除け・火災除け
  • 山伏山 :雷除け
  • 木賊山:迷子除け・再会
  • 油天神山 :学問成就
  • 太子山: 学問成就・知恵を授かる・身代わり
  • 白楽天山: 学問成就・招福除災
  • 菊水鉾: 不老長寿・商売繁盛
  • 郭巨山: 金運向上
  • 岩戸山 :開運
  • 孟宗山 :親孝行
  • 保昌山 :縁結び
  • 芦刈山 :縁結び・夫婦円満
  • 四条傘鉾:招福厄除
  • 綾傘鉾: 安産・縁結び
  • 船鉾 :安産
  • 占出山: 安産
後祭の山鉾情報
  • 南観音山 :厄除・疫病除け
  • 橋弁慶山 :心体健康・厄除け
  • 北観音山 :厄除け・疫病除け
  • 役行者山 :厄病除け・交通安全・安産
  • 鈴鹿山 :雷除け・安産・盗難除け
  • 黒主山: 泥棒・悪事除け
  • 鯉山 :縁結び・立身出世・開運・家内安全
  • 八幡山: 夜泣き封じ・子供の健康・夫婦円満
  • 浄妙山:開運向上
  • 大船鉾:安産

祇園祭でちまきを入手した後は?飾り方について

祇園祭でちまきを入手したら、さっそく家に帰って飾りましょう。

ちまきが透明の袋に包まれていたら、まずはそれは外してください。

ちまきを飾る場所は、家の門や玄関の外側の【上】に飾ります。

勝手口以外の人通りのある場所を選んでください。

マンションやアパートにお住まいの場合は、玄関の内側でも大丈夫です。

ちまきのご利益の期限は1年間なので、そのまま1年間は飾っておきましょう。

購入したちまきを1年間飾ったあとは、次の祇園祭でちまきを購入する時に前年にちまきを入手した山鉾に納めます。

もし次の祇園祭に行けないという場合は、八坂神社もしくは近所の神社に持っていってください。

古いお守りやお札をお納めする場所があるので、そこに納めましょう。

ちなみに神社とお寺は別ですので、お寺に持って行かないように注意してくださいね。

祇園祭ちまきの購入方法 いつから販売?ご利益や飾り方について!まとめ

観光客は『祇園祭の屋台かどこかで「ちまき」が売られてて、食べるとご利益があるんだろうな~』と誤解している人も多いようです。

私も最初は食べられるちまきが売られていると勘違いしていました 笑

祇園祭のちまきは、地元の人々にとっては暮らしに欠かせない大切なお守りです。

あなたも祇園祭にを訪れるなら、いずれかの山鉾へ行って、ちまきを購入しては如何でしょうか。

祇園祭の屋台についてもまとめていますので、小腹が空いたときに参考になさってください。

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2018年4月24日
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